先日、シドニーの街を歩いていると、インド人(?)っぽい風貌をした若者に背後から声をかけられた。
「インドから来たんだけれど、この街の事を全然知らなくて」
その声に僕が後ろを振り返ると、背の高い青年が立っていた。
学生だけれど、お坊さんだという。この近くに寺院があって、修行をしているとの事。
「私達は、肉体だけの存在ではなく、魂の存在なんだ。魂を磨く為にこの世界にいるんだ」
「最終目的は、人間として生まれ変わらない事」
と、一方的には話しかけてきた。
そ、、そうですよね。。全く同感です。
こんなに、人混みが多い通りで、僕の事をよく見つけたなあ、と思った。。
確かに、今の僕にはその言葉が必要だった。
こからの展開はよく覚えていないが、あなたに必要なのはこの本だと、手渡されたのがこれ。「バガヴァッドギーター」

実は、前の日の夜中。。睡眠中にクンダリーニのエネルギーが背骨の上がり、身体が燃え上がる様な感覚に包まれた、そして、声が聞こえた。
「Study、Study」勉強しろと・・
はて、何を勉強するのだろう?思っていたところだった。
バガヴァットギーターを手渡されて、なるほど、もっと積極的に勉強しなさいという事なのね。
今までは、自分の感覚に従いスピリチュアルな経験を積んできたが、体系的に勉強した方が良いのだろう。
そして、ほぼ、初めて読むバガヴァット・ギーターは、僕の事をグイグイと惹きつけた。
「バガヴァット・ギーター」とは、神の詩とも呼ばれている。本を読み進めると、ギータの持つスピリチュアルな力に自分のエネルギーが強く動くのが分かった。
”One who perform his duty without attachment, surrendering the results unto the Supreme Lord, is unaffected by sinful action, as the lotus leaf is untouched by water”
訳すとこんな感じ・・
”思い入れなく行動し、その結果を神に委ねるものは、罪深い行為にも影響されない、まるで、水に濡れぬ蓮の花の様に”
おー、コレは。。巷で流行っているスピリチュアル本に書かれている事と同じだ。特に、悟りとか非二次元系の本だ。
例えば、100%宇宙に委ねきるとか。思えば当然の事だけれど、悟りとか非二次元は先人が残していった知識が語り継がれているんだね。
ボブ・フィックスも「行動」と「悟り」は別だと行っていた。つまり、100%に結果を宇宙(神)委ねきった、状態で行動をすれれば、良いと思っている事、悪いと思っている事を行ったとしても、悟りには関係ないと。
つまり、義務的な戦いで相手を殺したとしても、その行為に巻き込まれず、100%結果に委ねているのであれば、それで良いのである。なぜなら、私達は宇宙の現れであり、宇宙そのものが体験している存在だからだ。
言葉にすると、殺人も許されるのか??と思ってしまうが、大切な点は、100%宇宙を信頼し、100%宇宙に自分の行動を結果をに委ねる事にあるのだと思う。100%だ!
100%の意味が分かるだろうか?
僕の瞑想の先生が教えてくれたのは、委ねきるとは「命綱なしでバンジー・ジャンプをする」様なものだと。
これは、革新をついた例えだと思う「命綱なしでバンジー・ジャンプ」感覚で、毎日生活するって、難しいですよね・・結果を気にせず、命綱なして飛び込むなんて・・だって、私達にはエゴがあるし、常に良い結果を出すにはどうするのかと、計算をして日々生活しているのだから。
でも、本当に命綱なしてバンジージャンプができる心境になると、宇宙の視点に気づくのだと思う。
2014年12月に一瞥体験をした時、2人の自分が現れた。考え行動している自分、そして、それをひたすら観ている自分。
考え行動している自分は、悩んだり、傷ついたりしている、でも、もうひとりの観ている自分は全然平気なのである。それどころか、自分の事を、「あー、また、悩んでいるなー」とか、かなり客観的な視点から見ていたのだ。しかも、その視点からみると、全てが愛につつまれていた。
つまり、ギータの中に書いてある、”..まるで、水に濡れぬ蓮の花の様に”とは、そもそも、私達は、愛・神・宇宙の存在であり、ただ、ただ、展開を観続けている存在なので、はじめから完璧な存在なのだ。
ちまたで見かける非二次元・悟りの本を沢山読んできたが、この事は、既に「バガヴァット・ギーター」に書かれいたのである。
あなたは、宇宙を信頼し、命綱ナシでバンジージャンプ出来ますか?
*コメント等ありましたら、お気軽にどうぞ!!
僕が、何度も読んだオススメ悟り本たち。
著者の中野真作さんとは、何度もスカイプでセッションを受けました。とても優しく、綺麗なエネルギーを持っていらっしゃいます。僕の感ですが、中野さんは、千手観音様と一緒にいらっしゃいます。
そして、ギータ本
ここまで、読んで頂きありがとうございました!