スピリチュアル

世代を超えたヒーリング

僕は、ホメオパシーを通してスピリチュアルに覚醒した。「ホメオパシー」、「スピリチュアル」、「ヒーリング」、これらは、一体どの様に繋がっているのか?

ホメオパシーは、波動のエネルギーを使って自分の内側に溜まったゴミを排出(浄化)していくのだけれど、ある程度の浄化が進んでいくと、今の自分の人生を超えた部分での浄化が必要になってくる場合がある。

僕は、胃痛がきっかけだった。

中学生の頃から胃痛持ちで、もちろん病院に通って薬も飲んだが完治する事はなく、年を重ねると伴に胃痛が激しさをましていった。

30歳を過ぎ、ホメオパシーの治療を初めてからも胃痛は、良くなったり悪くなったりで、一進一退の状況だった。胃痛は定期的にやってきて、確か3ヶ月に1回の頻度だったかな、胃痛が始まると1ヶ月はお粥が食事になった。もちろん、体重が増える事はなかった。

シドニーで1番の有名なホメオパシーの先生に通っていたが、目立って良くなることはなかった。先生も首をかしげるばかりだった。その時には、胃痛に加えて重度なパニック障害が合わさっていた。その胃痛は何が原因で、何処からやってきているのか、ホメオパシーの先生にも謎であった。

ある週末、小学生の息子を日本人の為の補習校へ車で連れて行った。パニック障害がひどかったので、車を駐車場に止めた後、外に一歩も出る事はできなかった。家の外、車の外に出る事が恐怖なのだ。

子供の授業が終わるまで、車の中で目に見えないパニックの恐怖中にじっと耐えながら、その恐怖の感覚がどこからやってきているのか、探っていく事にした。そのエネルギーをずーっと、たどっていくと、あまりにも深く、今生の中で生まれた恐怖でないことは明らかだった。まさに、深淵からやっていたのだ。

ホメオパシーの先生も、私達のDNAには、先祖代引き継がれたマイナスなエネルギーが乗っていると話していだ事があった。例えば、100年前の世界は、今では考えられないくらい、いつ命を失うかもわからないほど、緊迫した生活を送り、そして野蛮な世界だった。もちろん、21世紀になった今でも、その状な状況に置かれている国々はまだあるけれども。

確かにそう考えると、僕が苦しんでいた胃痛も、DNAの中に刻み込まれたマイナスなエネルギーであると考えても不思議ではなかった。

それから、数年が経過して、僕のスピリチュアル・レベルが上がってくると、僕の胃痛の原因が次第に輪郭を表してきた。

瞑想をすると声が聴こえるのである「一族を忘れるな」と。

ある時、クンダリーニ・ヨガの先生からサットナムラサヤン(Sat Nam Rasayan)と呼ばれている。深い癒やしのヒーリングを受けた。サットナムラサヤンのヒーリングは、自分魂が関わった人々を前世にさかのぼってヒーリングをしていくのだ。

その人夜、僕が眠りにつくと、太鼓囃子が聞こえてきた。どうやら、村人たちが喜び、お祭りを始めたようだった。戦は終わった、迎えが来たのだと、そして彼らは天国に昇っていったのである。

その後、紆余曲折はあったものの、僕の胃痛が劇的に改善したのは言うまでもない。

僕たちは、アセッションの力を借り、過去を癒やしながら輝く未来を切り開いているのだ。

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