スピリチャル

スピリチャルとお金

スピリチャル的なことに目覚めてから、6年が過ぎようとしている。

健康な状態に戻りたい一心で、ヒーリング、除霊、カウンセリング、瞑想の伝授、ヨガ等に多大のお金を支払ってきた。

溺れたものは藁をも掴むとは、まさにこのことだ。

僕の場合は、パニック障害からはじまり、なんかと普通の健康状態に戻ろうと必死だった。

2015年の頃は、まだビーガンだったし、電車に乗るもパニックと格闘していた。

それでも、瞑想、ヨガ、サイキックのヒーラー、カウンセラーのお陰で、少しずつ健康状態も良くなっていった。

でも、その対価として多大なる金額を彼らに支払っていた。

ホメオパシーのカウンセリングは、1回につき約1万2千円。月に2回の頻度で通った。高いけれど、民間療法なのでオーストラリアでは適正な価格だ。

クンダリーニヨガの個人レッスンにも通った。

1時間から1時間30分のレッスンだ。代金は1万〜1万5000円だ。マンツーマンのレッスンだから妥当だと思う。月に1度は通った。

それから、除霊が始める。除霊を行うのに数人のサイキック・ヒーラと出会うことになる。

シドニーでは、霊的な能力を持った人たちは、ソーシャルワーカとして活動している場合が多い。普段は、職場や学校で問題について、カウンセリングを行う。

そのカウンセリング料金が、1時間1万円。除霊を行うレベルのサイキック・ソーシャルワーカになると、1時間3万円は必要になる。

さらに、除霊が佳境に入って来ると・・ヨーロッパに住む凄腕のサイキック・ヒーラにお願いすることになった。

その価格、1霊体につき13万円価格が跳ね上がる、しかも、霊体が10以上いるらしい。

流石に全部除霊するという訳にはいかない。数体で妥協した。

お次は、マントラ瞑想の伝授である。瞑想の伝授に約5万円。特殊な伝授になるとその価格が8万円になる。

マントラは一生使うので、お買い得らしい・・なになら、布団のセールスマンの様だ。

スモークヒリーングをお願いすると、4千円になる。

スピリチャル系のカウンセラーはとにかくクライアントからお金を取るのだ。

対価が発生する理由

では、なぜ、ヒーリング、カウンセリング、瞑想の伝授をおこなった時に、お金を取るのか?

ヨガの先生の説明によると、これはエネルギー的な交換ですと教えてくれた。

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つまり、ヨガを教えることもエネルギー、そして、エネルギーの価値として見合うだけの、お金と交換するのが必要となるのだ。

そうなんだろうな、と僕は思った。

確かに、お金を支払う方が生徒も先生も真剣勝負になる。

さらに、ある瞑想の大家の先生によると、生徒が先生にお金を支払わないと生徒が先生のカルマを背負ってしまうと言った。

その瞑想の先生は瞑想を教えることは、ビジネスではなくサービス(奉仕)だといっていたのだが・・・

なのに、なぜスピリチャル業界で働く人々は、こんなに多額のお金を取るのだろう?と僕は思っていた。

こんな理由で僕は、スピリチャルなサービスを受けると、交換として必ずお金を支払うことにしていた。可能であれば、少し多めに・・

ところが、最近これについて考えさせられる出来事があった。

ご縁というもの

三重の片田舎にある、お寺。そこには、立派な普賢菩薩が祀られている

観光客の出入りが激しい、寺院とは違い、田舎の仏様には当時そのままの光が残っている。

大阪から電車を乗り継ぎ、2時間ほどで到着した。田舎の駅なので、電車が3時間に1本ほどしか通っていない。

そこは本当に小さなお寺で、お寺というよりも民家の様だった。

当日の訪問者は僕だけだった。あいにく、住職は留守だったので、奥様が代わりにお寺を案内し、お寺の歴史について話してくれた。

お寺には、遠方にもかかわらず、時折学生が普賢菩薩をスケッチしていいですか?と訪ねてきたり、

カーナビが狂ってしまった為に、菩提寺に行き着いたカップルもいたそうだ。

拝観が終わったあと、奥様が親切にも車で30分ほどの駅、特急が止まる駅まで送ってくれた。ありがたかった。

駅前で車をおり、僕は、奥様にガソリン代ですと言って、千円札を差し出した。

「やめてください、功徳が台無しになります!」と奥様に怒られてしました。

その時僕は、ハッとした。

本当に縁がある人、困っている人には、無償で手を差し伸べるのが、本来あるべき姿なのではないのか?

いわゆる、スピリチャルを生業としている人々は、なにか大切なものを履き違えているのではないかと思った。

もちろん、財のある人は多額の寄付をすることもあるだろう。でも、それはあくまでも、こころざしなのだ。

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