筆者の覚醒物語

レメディ効果体験談 ホメオパシーでスピリチュアルに覚醒した実話(2)

2010年にオースオラリアにて重度のパニック障害を発症。自然代替医療であるホメオパシーで治療を続けたところ、次第にスピリチュアルで不思議な体験をする様になる。2014年に壮大な一瞥体験をし、悟りの世界を垣間見も、パニック障害は完治せず。その後、1000年以上も前の古いの先祖の魂たちの除霊へと展開してゆく。

現在も続いている真実の探求の実話。第2話

水辺線の彼方へ

「ホメオパシーとの出会い」

そもそも、僕の魂(スピリチュアル)の旅のキッカケとなったのは、ホメオパシーの治療だった。

初めに断っておくが、僕はホメオパシーの専門家ではない。

だが、2005年から2017年もの間、一月に一度もしくは、苦しかった時期には数週間に一度の頻度でシドニーにある、著名なホメオパスに通い続けたのだ。累計150回は軽く超えている。この頻度で長期にホメオパスに通った患者は、あまりいないだろう。費用も時間も馬鹿にならない。一回の診察で、120ー150豪ドル(約1万円)するのだから。これだけの回数、ホメオパシーの治療をうけると、結果的にある意味、命をかけた治療になった為、ホメオパシーの治療については、だれよりも詳しくなってしまう。

当時、僕は妻と二人で日本からオーストラリアへ移住したばかりだった。数年前から日本での生活に疲れ果て、タイミング良く会社から転勤の話がやってきたのだ。その頃、僕の不安症が徐々に悪化しはじめ、東京の地下鉄に乗ると軽いパニック襲われる事がしばしばあった。

ことの発端は、朝の通勤ラッシュで起きた。乗り込んだ満員の日比谷線が中目黒と恵比寿の間で、電車が停止してしたことだった。窓の外は暗闇につつまれ、僕の心臓の鼓動はしだいに耐えきれないほどに大きくなり、足がガクガクと震えてきた。電車が止まっていたのは、ほんの数分だったと思う。でも、それは深刻な”ほつれ”が始まった瞬間であり、魂の旅が始まった記念すべき前兆でもあった。

オーストラリアに生活を移してからも、その症状が回復する様子はなかった。

ある日、妻が近所にあるカレッジの話しを始めた。「近所にナチュラル・セラピーを専門にしているカレッジを見つけたのよ。そこでは、ハーブ療法、レイキ、それからホメオパシーを教えているの。」

入学案内のパンフレットを眺めてみる、どれも僕には、聞きなれない民間療法だった。「以前から、ホメオパシーに興味があって、クスリを全く使わない、安全な治療法らしいのよ。私も、勉強してみようかしら」と言った。

僕の、妻は軽度だが子供の頃からアトピー持ちで、過労が重なると顔にアトピーの発疹が出てしまう。僕達の結婚式の前日に、ストレスからアトピーの発疹から顔に発疹がでてしまい、慌てて病院に駆け込みステロイドの塗薬を処方してもらった。

ステロイドは、一時的に症状を緩和するだけで原因が治る訳でない事を彼女は経験的に知っているのだ。だから、クスリを使わないホメオパシーには興味があるのだ。

クスリを使わないで一体どうやって治療するのだ?と僕は素朴な疑問を妻にぶつけると、

「簡単よ、クスリではなくて物質の波動を使うのよ」と自信に満ちた表情で答えた。僕が唖然としていると彼女は続けた。「うーん、例えば、怖い先生が教室で監督しているだけで生徒が真面目に勉強するみたいに、”雰囲気”で病気が治っちゃうんだね、きっと」

そんなものかと僕は彼女の回答に関心し、同時に何か腑に落ちる感覚があった。

数ヶ月後、僕達は自宅から徒歩数分の近所にホメオパスが開業しているのに気がついた。パトリシアだった。

初めてのコンサルテーション」へ続く

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